ひじき氏の、へっぽこ・せのび・ダイアリー

日々のあれこれを綴っていく雑記帳です。役に立つ話は出てきません。きっと。でも読んで不快になることは書くまいと思っています。毒にも薬にもならないけれど、クスリとなれば幸いです。 2021年は読書メモ増量に取り組むゾ!

ごあいさつ


 やあやあ皆さま、お久しぶりです。ひじきでございます。

 またしても、前の更新から随分と間が開いてしまいました。「ダイアリーなんて銘打ってるけど、お前日記書く気ないだろ」と思われた方もいることでしょう。返す言葉もございません。

 ただ、今回は単にサボっていたのでもウジウジしていたのでもないということは、はっきりと申し上げておきましょう。では何をしていたのかと言うと、以前に話していた同人誌の原稿を書いておりました。

 編集メンバーとして自ら決めた締切が刻一刻と迫る中、執筆者としてのひじき氏は書くネタさえ決まらず、焦りを募らせていました。ひじき氏はエッセイ風の駄文しか書けないので、自分の経験の内にネタを求めるわけですが、どうも良いものが見つからないのです。そこで氏は発想を転換しました。

 今からネタを作るしかない!

 そして急拵えでネタを作り、なんとかそれらしいものを書き上げたのでした。

 これから校正作業があるので、原稿はまだ手を離れたわけではありません。とはいえ、最初の関門を突破できて、正直ホッとしました。ひとまず、チェック担当者からの連絡を待とうと思います。

 さて、同人誌作り全体に目を向けると、ここからは執筆側としてよりも編集側としての作業が大変になっていく時期です。まず校正作業があり、それと並行するようにして、作品をどういう順番で掲載するのか、余白をどこに入れるのかなどを検討する作業に入ります。さらにその後、実際に原稿を集約していく作業をやっていくわけですが、その辺りのことは、実際に作業する頃にまたお話しすることにしましょう。もっとも、こちらがくたばってなければの話ですけれど。

 とりあえず、この先数日は多少余裕が生まれそうなので、暫くできていなかった読書を進めていこうと思っています。そしてまた、このブログの方も、ぼちぼち再開していけたらと思っています。例によってロクなことは書かないと思いますが、気が向けばまた覗きに来てください。

 それでは、今回は挨拶だけになりますが、この辺で筆を置こうと思います。

(9月12日)

〈オマケ〉

 執筆の合間にアプリでオセロをよくやっていたのですが、そのせいでしょうか、段落の字下げをする度に、そこに白が置かれていて、黒い文字が全部真っ白になってしまうような気がします。きっと脳が疲れているんですね。さっさと寝ます。


 この度ひじき氏は、ブログのタイトルを変更することにした。

 氏のブログは開設以来、「ひじきのくたくた煮」というタイトルを使い続けてきた。前にやっていたブログの「ひじきのごった煮」というタイトルがお気に入りだったので、それに近い名前にしていたのである。しかし最近になって、ひじき氏はこう思うようになった。

 意味が分からん。

 「ひじきのくたくた煮」と聞いただけで、ブログの内容を想像できる人はまずいないだろう。以前よりブログを読んでくださっている皆さんは御存知の通り、このブログはひじき氏が日々のあれこれを綴っていく日記風ブログである。間違っても、ひじきを使ったレシピをひたすら紹介し続けるようなマニアックなサイトではない。そもそも、ひじきの話も料理の話も出てきたことがないのである。まあ流石にそんな勘違いを起こす人はいないにちがいない。だからといって、このブログが日々の四方山話をメインにした雑記ブログであるとタイトルだけで見抜ける人がいるとも思えない。この正体不明さは如何なものか。

 体を表す名を付けよう。ひじき氏はそう考えたのだった。

     ◇

 えー、改めましてこんにちは。ひじきでございます。

 以上のようなわけで、新しいブログのタイトルを発表させていただきます。

 「ひじき氏の、へっぽこ・せのび・ダイアリー」です。

 解説は省きます。読んで字の通りですから。一言だけ添えておくと、なるべく等身大のタイトルになるように考えました。背伸びしてますが、等身大です。等身大のひじき氏はよく背伸びをするのです。

 タイトルは変わりますが、内容は今までと変わりありません。日々のあれこれを気ままに綴っていきたいと思います。そもそも、内容に合わせてタイトルを変えただけなので、これで内容が変わったのではアベコベです。皆さまにおかれましては、今までと変わらぬ気持ちで覗きに来ていただければ幸いです。

 それでは、引き続きよろしくお願いします。

115日)


 皆さま、なんだかお久しぶりです。ひじきでございます。

 「〈中二病〉で哲学カフェする」(第102104回)を書き上げてから、10日余りブログを放置してしまいました。隠してもしょうがないので白状します。自分の文章のことで色々と悩んでいました。

 間もなく2020年も終わりますが、この1年の間に、僕の文章は以前のそれとは違うものへと緩やかに変化していました。要約して言えば、その変化とは、人のためではなく自分のための、中身を追求した文章へのシフトでした。その結果、文章があまり読まれなくなりました。読み手を意識しなくなったのですから、当然といえば当然です。ところが、僕はこの結果にショックを受けてしまいました。

 そこでふと思い出したのが、僕の文章の評判は、大真面目なものよりも面白おかしく書いたものの方が高いということでした。このブログで言えば、カメムシとの格闘の話(第19回)はウケが良かったですし、同人誌『彩宴』に掲載した読書の思い出を辿るエッセイで言えば、森見登美彦作品に傾倒して華麗なる阿呆ぶりを発揮した話が一番反響が大きいのです(大きいといっても、せいぜいじゃんけんでパーに勝てる程度のものでしかありませんが)。

 うーむ、これはやっぱり、文章のテイストを元に戻した方がいいんじゃないかしらん……そう思ったところで、しかし、内なる「待った!」がかかりました。他人からの評判よりも、自分にとっての価値のほうが大事なんじゃあないのか、と。

 そこから疑問はどんどん深く重いものになっていきました。誰のために、何のために文章を書くのか。どんな文章が書きたいのか。いや、そもそも文章を書きたいという欲望は絶対的なものなのか。僕は文章を書くことにどんな意味を見出しているのか。

 最初のうちは、とにかく問いが次々に迫ってくるような状態で、考えを先に進めることもできずウンウン唸ってばかりの有様でした。事態が漸く好転したのは週末を迎える頃でした。迷いなく文章を書きたいと言えるようになったのです。そこまで来ると、後は比較的スムーズに思考が捗っていきました。

 さて、思考過程を詳らかに開陳するのはやめておいて、ここではこのブログに必要な結論だけを述べておくことにしましょう。

 このブログについては、読まれる文章であることを踏まえ、内容やテイストを見直していく。

 これがその結論です。

 いま僕の頭の中には、前のブログ「ひじきのごった煮」の時に使っていたあるフレーズが浮かんでいます。

 毒にも薬にもならないけれど、クスッと笑ってくれる人がいたら。

 そんな気持ちでこれからまた色々書いていこうと思います。もちろん、笑える話ばかりではなく、哲学カフェの振り返りのように大真面目な話を書くこともあると思います。ただその場合も、独りよがりな書き方に気を付けていくつもりです。

 というわけで、年の瀬という、心機一転を図るにはどうにも間の悪いタイミングではありますが、これからもどうぞよろしくお願いします。

1215日)


 皆さまこんにちは、ひじきでございます。いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 突然ですが、タイトルにも書いた通り、暫くブログを休止することにしました。7月初めに強化月間と銘打ってから、1日の例外を除いて毎日ブログを更新していましたが、その更新を暫く止めることにします。

 もっともその理由は、表現に対する迷いでもなければネタ切れでもありません。先日来度々当ブログでも言及してきたある作業に力を割くためです。これまではルーティンとの両立を心掛けていたのですが、どうも都合がつかなくなってきたので、ひとまずこれから暫くの間、ブログを休止してそちらと向き合うことにしました。

 締切のある作業なので(だからこそ都合がつかなくなったのですが)、遅くともここまでには終わるというのは見えています。ブログについても、いつまでも放置するつもりはなく、余裕ができたらまた書こうと思っています。折角の機会なので、ネタ切れ問題の対策も考えようと思っています。

 それでは、また次回お会いしましょう。

(8月30日)


 2020年も後半に差し掛かったところで、ブログ強化に乗り出すことを決意した。

 ひとまず「ほぼ毎日何か書く」ことを目指してみたい。

 「何言ってやがる」と思った人がいるかもしれない。それができなくなったから前のブログをやめてしまったんじゃなかったのか、と。目標を立てたのはいいけれど結局実現できないんじゃないか、と。

 正直に白状するが、僕だってほんのちょっと前までは、ほぼ毎日更新などできるわけがないと思っていた。僕が文章を書くとどうしても長くなる。当然書くのに時間もかかる。専業でもあるまいし、そんな時間毎日確保できるわけがなかろう……などという風に思っていた。

 しかし、前回「睡眠雑感」を書いたところで考えが変わった。「睡眠雑感」は、最近眠りの質が上がって嬉しいということだけを書いた600字程度の短い文章で、内容的に目を引くものはない。ポイントは、この文章を書くのには僅か30分しかかからなかったというところにある。長さを調節すれば、短時間でも文章は書ける。当たり前のことだけれど、この気付きが僕の決意を後押しした。

 よくよく考えてみれば、僕は文章が長いのではなく、長いものを書くことにこだわっていただけなのかもしれない。短いものを書けばいいという発想が根本的に欠落していたのだ。だが、文章は長ければいいというものではない。それ以上に問題なのは、書けば長くなると思うことで、書くことそのものを自粛してしまうことだ。それくらいだったら、多少言い足りないことがあっても、短いものをパッと書いた方がずっといい。

 とにかく、7月の間、ほぼ毎日短い文章をあげていくことにチャレンジしようと思う。

 威勢よく言ったものの、自信があるわけではない。どんな結末を迎えるか、ハラハラドキドキで見守っていただければ幸いである。

 ところで、「ブログ強化」を謳うからには、「ブログ弱体化」を示す何らかの兆候が見えているのかと訝しがる、勘の良い方がおられるかもしれない。然り、見えている。だが、それについて書くのはあまりにみっともないので、皆さんのご想像にお任せしたい。

(6月30日)

↑このページのトップヘ